誰でも同じ事 三重県の事01
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三重県の事01


 仕事の都合で三重県へ一か月ほど出向することになった。
 断っても良かったのだが、なんと土日は休日、宿泊費用は会社持ちという大盤振る舞い。仕事が終わった後にゲーセン行ける!普段なら体力的に行かないような場所だって見に行ける!こんなにおいしい話は無い!
 という事で二つ返事で了承し、三重県へ向かうのだった。

 この時、「男三人同じ部屋で寝泊まりしてもらう」と言われたら、帰り次第「ライバル企業に行きます」って言って辞めてやろうと思っていたのは内緒だ。






 滞在ホテルは三重県の北東部、桑名駅にあった。桑名駅周辺は食事をするところは多いのだが、買い物するところに乏しく、夕食の調達には苦労した。外食三昧するだけの資金的余裕があったら、ゲーセンで使いたいからだ。
 そんなわけで、必然的に桑名駅前にある大型商業施設、「アピタ桑名店」が拠点となった。このアピタにはスガキヤやセリア(百均)もあり、今回の出張には欠かせない場所であった。
 そのうえ、ゲームコーナーまであるのだからたまらない。
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 桑名アピタ店 G-SQUARE
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 完全なキッズ向けゲームコーナーで、特筆すべき台は無い。とはいえ、ゲーセン特有の空気は味わえるので、「体力がないから帰って寝る」という時には重宝する。
 このゲームコーナーに限った事ではないが、アピタの二階はあまり人が多くない。そのため、訪れる時間帯が遅かった事(大体仕事帰りなので8時以降)も相まって、プレイしている人の姿を見る事は無かった。
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 もう許してやれよ……

 桑名にはもう一つゲーセン…というか、ゲームコーナーがある。複合商業施設の「イオンモール桑名」である。
(写真は撮り損ねた)
 こちらは駅前からかなりの距離があり、バスを使って移動することになるため、結局一回しか行っていない。桑名周辺は発展している物の、やはり車社会なので、車を持たない者には不便な場所である。
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 モーリーファンタジー桑名店
 特にこれと言って特筆すべき事項の無いモーリーファンタジーだ。訪れた時間が時間だからか、人が全然いなかったが。
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 何というかまぁ、自分はゲーセンにしか興味がないのだが、こういうところに小さい子供を放置しておくって、そりゃ子供はゲームやるから大人しいだろうけど、聊か不用心じゃないだろうか。
 いや、桑名は発展している割に犯罪等が少なく、平和な場所なので安心して放置していられる…と考えるべきだろう。

 イオンモール桑名にはもう一つゲームコーナーがある。厳密には三つ目、プライズ専門のナムコがあるのだが、自分が訪れた時にはまだ無かったので、二店である。
 併設された映画館にあるゲームコーナー。
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 PALO桑名店
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 こちらは一転して「ゲームセンター」と言った様相で、バーサスや音ゲー等の現行機種が一通りそろっている。桑名駅周辺でがっつりゲームやりたいならここへ行けばいい。
 言い方を変えると、ベタすぎて特徴が無い。他に店があるなら、わざわざここを使う理由は無い。

 「桑名」の名を関するゲーセンはもう一店ある。桑名駅から三岐鉄道北勢線に乗り、穴太駅から歩いて15分程。
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 セガワールド桑名
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 不要な中二階がある構成、防音を強く意識した出入り口、店内の天井にあるミラーボール。誰がどう考えたって、かつてディスコだった事がうかがい知れる。かつて穴太駅にも、ディスコを作ろうと動いた若者達がいたという歴史の片鱗をうかがい知ることが出来る。
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 ちなみにこれが穴太駅。自動改札、自動券売機、自動精算機等があるものの、完全な無人駅である。一日平均乗車数が300人程度という過疎地。一応、住宅街っぽさはあるものの、若者が集まるような場所という印象は欠片も無い。ゲーセンから街の歴史、人々の情熱が窺い知れる。面白い話だ。
 話をゲーセンに戻そう。セガワールド桑名はその建物の構造こそ特徴的な物の、ラインナップはバリバリのセガゲーセンというくらいで、別に特筆すべき事項は無い。
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 強いていうなら、プライズの設定がこういった僻地の割にはちょっときつめかな?というくらい。(都市部と地方では難度に違いがあり、都市部の方が難度が高く、過疎地に行けば行くほど難度が下がる傾向にある)東京基準で考えたら普通である。

 正直、桑名のゲーセンにわざわざ行く価値があるかと言うと、「無い」と言わざるを得ない。あくまでも「地域に根付いたゲーセン」という存在であり、好き好んで遠征するような場所ではないだろう。
 ただ、「その土地に住む人の考えが伺える」という点で言えば、桑名のゲーセンは顕著な特徴を持っていると言える。ゲーセンを旅して周る者にとっては、行ってよかったと思える場所だった。
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  1. 2018/11/15(木) 22:35:55|
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